ミラノの部屋

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ワイヤーフォックステリアの女の子。
2000年6月9日生まれ。

2016年11月1日午前11時20分
秋の日差しが暖かい中、静かに息を引き取りました
16歳5ヶ月　長い間ありがとう

ミラノが家族の一員になる前
実は別のワイヤーフォックステリアが
我が家に来る予定でした。もちろん名前はミラノです。
休みのたびにあちこちペットショップやブリーダーさんを回って
やっと見つけたかわいい子でした。

ところがその子がうちに来る前日、急に病気で亡くなってしまいました。
がっかりとか喪失感とか悲しいとかつらいとか言葉では言い表せない毎日が続いて
空っぽのケージが部屋の中に残されて、そのスペースが妙に広い空間でした。

それから３ヵ月後、ブリーダーさんからの連絡で
我が家に来たのがミラノでした。

同じようなことは続けて起きるものです。

我が家に連れて帰る途中、ミラノはひどい車酔いで
車で４０分くらいの道のりをやっとの思いでたどり着きましたが
その夜様子がおかしくなりました。
乗り物酔いだと思ったのは具合が悪いせいだったのでしょう。
急いで獣医さんにかけ付けて診せたところ
すぐにブリーダーさんに連絡をとって
治療をはじめるかかどうか相談してくださいといわれました。

それは治療をしても無駄だと言われたのと同じことでした。

ミラノは苦しそうにしていましたし
このまま何もせずに時間を費やすことは考えられません。
もちろん先生にすぐに治療の開始をお願いしました。

注射と点滴が終わるころブリーダーさんとも連絡がついて
その足で連れて行きました。
そしてかかりつけの病院に入院して、また点滴が続いたそうです。
１０日後にもう大丈夫と連絡をもらって
２週間後に我が家にもどって来ました。

２０００年８月ミラノがやっと家族になりました。

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